私は以前、急性期病院に勤務していましたが、そこではローテーションで特定の業務を行っていました。現在は入院した患者さんの薬剤に関することは入院直後から退院まで関わることができ、どの患者さんが何の薬を服用しているかを把握し、関わることができます。高齢の患者さんも多く、退院後の行先もさまざまで、その生活に合わせて、きちんとお薬を管理できるように入院中から看護師さんたちと相談し、個別に調剤方法や払い出し方法を変えています。

当院に来て7年が経ちましたが、中小病院だからこそ、薬剤師として関われる事がたくさんあることにやりがいを感じています。また、先生方や他の職種の人達から些細なことでも薬に関することで相談を受けることも増えました。常にタイムリーに的確な情報を提供でき、患者さんやそのご家族に必要な医療を提供できるように、そしてチーム医療の一端を担っていけるように、これからも自己研鑽を積んでいきたいと思います。