仕事のやりがい

Vol.0502019.02
「総合的支援にて自宅復帰できた症例」
職種:
作業療法士
勤続年数:
6年

いわき湯本病院での勤続も6年目となり、最近では入院患者さんに加えて、通所リハビリテーション、さらには訪問リハビリテーションにて作業療法を実施させていただける機会が増えてきました。

発熱での廃用症候群にて患者さん(以下Aさん)が入院された際、病前のADL状況には近づいたものの、腰椎椎間板ヘルニアによる非常に強い腰痛があり、Aさん及びご家族からは不安の声が多く聞かれていました。そこで入院時Aさんを担当していた作業療法士と打ち合わせを行い、退院前訪問に同席し、ベッド周囲、玄関、居間、動線を整え、退院後のフォローアップとして訪問リハビリを導入しました。新しい環境に対しても、一つ一つ段階付けを行いながら動作訓練を行い、退院後も介護保サービスでの調整、福祉用具による環境整備をすることにより、Aさん及びご家族から「元気な頃より、さらに元気になったよ。」と感謝の言葉をいただくことが出来ました。

通所リハビリ、訪問リハビリを行うことで、今までよりもさらに広い視野をもち、たくさんの声をいただけるようになりました。今後もさらに精進し、地域のみなさまの心のオアシスを目指していきます。