仕事のやりがい

Vol.0242016.10
「がんリハにおける仕事のやりがい」
職種:
理学療法士
勤続年数:
5年

当院では、昨年よりがんのリハビリテーションの算定を開始しており、それに伴い私は、病院から研修に参加させていただき、専従のセラピストとして、数名のがんの患者を担当させていただいています。

担当したN氏は直腸癌にて他院で告知、手術を受けた後にリハビリ目的で当院へ転院してきた。リハビリ介入当初は“やっても意味がないから”と希望的な言葉はあまり聞かれませんでした。リハビリ介入を進めて行き、離床にも意欲的になってきた頃、“ここの病院に転院してきて良かったよ"と明るい話も聞かれるようになってきました。

身体機能の改善に努めるのはもちろん、生活指導を通し自宅でも生活が出来ることを家族に伝えるなどし、自宅退院できるようになり、やりがいを感じています。それは、当院が、がんリハを積極的に実施し、また、自分に担当という役目を与えてくれたからこそ感じられたやりがいだと思います。今後もこれまで以上に、患者さんとの関わりの中で、やりかいを感じられるような仕事を行っていきたいと思います。