仕事のやりがい

Vol.0092015.07
「PTとしてのやりがい」
職種:
理学療法士
勤続年数:
1年

Wさんは今年2月に転倒し左大腿骨頚部骨折を受傷。既往として両側の大腿骨骨幹部骨折による手術歴と骨粗鬆症があるため保存療法で経過をみていました。骨折部の転位はみられませんでしたが、骨癒合が進まず、前院では完全免荷でのリハビリを行っていました。前医から「一人で歩くことは難しい」と説明があり、Wさんは今後車椅子生活になると思ったそうです。その後、リハビリ目的で当院へ転院されました。当院整形外科の医師から、「骨癒合は難しいが、痛みの範囲内で荷重してよい」との許可がおりました。部分荷重から開始し、痛みに十分注意しながら荷重に対しての恐怖心を軽減できるようにアプローチも行っていきました。痛みなく順調に経過したため、医師に細目にチェックしてもらいながら、平行棒内歩行、歩行器からキャスター付きピックアップ、T字杖歩行と段階を踏み歩行訓練を進めていきました。今では痛みもなく、T字杖で自立して歩行・階段昇降まで可能になりました。Wさんは「もう歩けないと思っていたからすごく嬉しい」とおっしゃっています。このようなWさんの今後の生活を大きく変える場面に関わることができたこと、またT字杖での歩行獲得ができたことにPTとしてやりがいを感じました。